プリント基板の種類~リジット基板・フレキシブル基板

プリント基板の種類~リジット基板・フレキシブル基板
プリント基板

プリント基板は、抵抗器やコンデンサ、トランジスタなどの電子部品を固定して配線するための板のことで、テレビやスマートフォン、自動車など様々な電子機器に使用されており、欠かすことのできない部品です。プリント基板は、製造時に使用されている材質によって、大まかにリジッド基板とフレキシブル基板の2種類に分類できます。

リジット基板は、硬質基板と呼ばれることもある配線板が硬いタイプの基板で、一般的にプリント基板と言う場合はリジット基板のことを指します。
柔軟性はないものの、硬い材質で製造されているため強度が高く、電子部品の実装が容易であることに加えて、フレキシブル基板に比べて低コストであることがメリットです。
リジット基板は、使用する材質によって、ガラスエポキシ基板やガラスコンポジット基板、紙フェノール基板などの種類が存在しており、使用する材質の性質に応じてプリント基板の性能も変化します。
そのため、プリント基板を使用する際は、数あるプリント基板の特性を知った上で用途に合わせた基板を選択することが重要です。

一方、フレキシブル基板は、薄く柔軟性のある素材が使用されているタイプです。
絶縁性のある薄く柔らかいベースフィルムの上に接着層を形成し、さらにその上に銅箔などの導体を張り合わせた構造をしており、電子部品やハンダ付けされた部分以外は絶縁体によって覆われています。
フレキシブル基板は、高コストであるものの、薄さと柔らかさを兼ね備えた基盤なので、折り曲げて使用することが可能です。
そのため、電子機器の可動部などに使用されることが多い基板です。
また、狭い隙間に配置したり、立体的に配置したりすることが可能であることに加えて、リジット基板よりも軽いため、電子機器の小型化や軽量化、薄型化に欠かせない基板になっています。

フレキシブル基板は、もともと宇宙開発や航空、軍事などの分野で使用するために開発されたという歴史があります。
1970年代になると、光学一眼レフカメラや薄型電卓などの小型化することが求められる民生品に使用されるようになり、その後は電子機器の小型化や軽量化、薄型化などの需要が高まりに伴って急速に普及していきました。
ちなみに、フレキシブル基板は、日本ではFlexible Printed Circuitsの頭文字をとってFPCと呼ぶことがありますが、これは日本だけで呼ばれている俗語であり、海外では通じないため注意しましょう。

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